2018年12月22日

ナーベーラーに入れる幻の缶詰の話

ナーベーラーに入れる幻の缶詰の話


沖縄で「ヘチマ」のことを「ナーベーラー」と言うけど、わが家ではヘチマ汁をそのまま「ナーベーラー」と言う。


わが家だけではなく、そういう家庭は多いと思う。

(しっかり統計を取ったわけではないが、むかし八百屋をしていた経験からなんとなく)



ナーベーラーに限らず、味噌汁、炒め物、ンブシィ(ンブシィの標準語ってなんて言うんだ?煮物?)を作る時に定番となるのが様々な缶詰。


ナーベーラーに入れる幻の缶詰の話

SPAM、チューリップは県外でもすごく有名ですね。


以前聞いた話だが、チューリップポーク缶の主な消費国はヨーロッパに集中しているが、その中、消費量世界第3位国が日本で不思議に思った経営陣が調べた結果、突出して消費している小さな島があったそうな。それが沖縄って話。

ナーベーラーに入れる幻の缶詰の話


脱線したので本題に戻ります。


ナーベーラーに入れる幻の缶詰の話

その様々な出汁缶詰の中、今ではナーベーラーに入れる出汁は「ストゥー缶」と定着してるようだが、


あなたはこの缶詰を知っていただろうか?


ナーベーラーに入れる幻の缶詰の話


この「DAK」なる缶詰、「出汁」の出方が半端ないのである。

その他の缶詰では到底太刀打ちできないほどの「出汁」!


その悪魔的美味さで人々を魅力していたこの缶詰、きっと知らない人の方が多いはず。


それもそのはず、実はかなり前に販売中止になっている。


販売中止のきっかけとなったのは「BSE問題」

ナーベーラーに入れる幻の缶詰の話


実はこの「DAK」、原料に骨髄(脳みそも入ってたんかな。あまり考えたくないけど)を使用してたようで、「BSE問題」が大きくなると店頭から消えてしまった。(吉野家の牛丼の話もしたいけど、それは次回に)


それからしばらくはナーベーラーの出汁を求めて徘徊するおじーおばーが街に溢れ「DAK難民」なる新たな問題へと派生したが…あの混乱を覚えている者は少ないだろう。



まとめ


今ではヘチマ汁=「ストゥー缶」と定着してるが、過去には「DAK」なる骨髄を使用した悪魔的美味さの缶詰めがあったことをここに記しておく。 合掌。

ナーベーラーに入れる幻の缶詰の話


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Posted by エスパー at 09:12│Comments(0)ライフワーク
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